雲一つない青空の下、サルデーニュ広場は風に舞う鯉のぼりに飾られました。布製の大きな鯉の数々は、JCGからジュネーブ市に贈られたものです。 (**開会式でのカルージュ市ニコラ・ワルダー参事によるスピーチ)
この9月29日、日本の文化や芸術、和食、そして「祭り」に相応しい装飾で広場が日本そのものになりました。
画像で振り返る2019年の日本祭り。
日本祭りでは、毎回200名近くのボランティアがサポートし、祭りを盛り上げています。背中に「STAFF」と書かれたお揃いのTシャツを着たボランティア。日本祭りについての質問があれば、お気軽にお声をおかけください。
会場案内、ステージ演目や屋外プログラムのサポート、子供広場でのサポート、屋台の手伝い、設営・撤収...、来場者の方々が祭りを楽しんでいただけるように、日本祭り当日はボランティアが朝から夜遅くまで活動しています。
ボランティアとして参加された方々へ
当日朝から夕方まで、2019年の日本祭り実施にご協力いただきありがとうございました。皆さまのお陰で日本祭りは大成功、盛況の一日となりました。
ボランティアの皆様、本当にありがとうございました!
2010年秋、ジュネーブや周辺地域で暮らす日本人有志が集まり、日本の文化を紹介する催しを企画しました。第1回目は、ジュネーブ市内の「Salle Frank-Martin」で開催。ステージでの催しのほか、フリマや手作りの日本食も大評判でした。小規模でしたが、来場者は数千人にのぼり、次年からはJCG主催で「日本祭り」という名称で開催されることが決まりました。同時に会場を一回り大きくするために、カルージュ市の「Salle des Fêtes」で実施することになりました。
2011年3月11日、東日本大震災。この年、秋の日本祭りは「がんばれ!ニッポン」をスローガンに開催し、来場者からご寄付いただいた義援金は日本赤十字社を通して被災地に送られました。当地の方々の温かい心にも触れた年になりました。その後2016年まで、日本祭りは毎年1万人前後の来場者に恵まれて大成功を収めてきました。2017年は、「Salle des Fêtes」の工事の関係で開催が見送られましたが、2018年、そして2019年はサルデーニュ広場を会場にして、新たなコンセプトで日本祭りを実施しています。
Place de Sardaigne
1227 Carouge
Japan Club of Geneva
カルージュ市
在ジュネーブ領事事務所